緊急地震速報について

2018-06-27

今回の大阪北部地震について震源に近すぎて緊急地震速報が役に立たなかったということが言われています。これは大阪北部地震が直下型だからです。
海溝型の南海トラフ巨大地震の場合は役に立ちます。震源地の駿河湾沖から一定の距離があるからです。名古屋では地震発生から25秒前に速報がきます。

この緊急地震速報実は2種類あります。

無料の一般向けと有料の高度利用者向けです。私がBCPコンサルをやる場合でもこの話はよく話題にあがります。

緊急地震速報は初期微動のP派が主要動のS派より1.7倍早く伝わることから、この差を利用して緊急地震速報を出します。この点は高度利用者向けも一般向けも同じです。
一般向けは地震波(P波)が2点以上の地震計で観測され、最大震度が5弱以上と推定された場合に発表されます。地震発生時刻、震源の地震規模と、震度4以上となる地域名(大阪北部、京都南部等)だけが発表されるので、自分が居る場所に、あと何秒後に、どの程度の震度の地震が来るかはわかりません。誤報は少ないですが、速報性は劣ります。皆さんの携帯電話に無料で配信されるものはこれです。

一方、高度利用者向けは最初の地震計1点での値(誤差が大きい)から、地震波が広がり複数の地震計で観測されていく値まで順次配信されます。これらの値を元に、ユーザーの各評価地点ごとに「予測震度」と「予測到達時間」を計算し利活用されます。自分がいる場所に何秒後に来るかという速報値を得られます。高度利用者向けは有料サービスです。

南海トラフ巨大地震を想定してBCPを作る場合にはできれば高度利用者向けを活用してBCPを策定したいところです。

 


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